お墓・お葬式

納骨堂を検討・契約する前に知っておきたい 納骨堂のデメリットとは?

お墓不足やお墓の後継者問題の受け皿として注目されている納骨堂ですが、もちろんメリットだけではありません。永代供養付き・屋内施設という特徴はメリットにもなりますが、人によってはデメリットにもつながることもあります。

今日は、納骨堂のデメリットを5つと納骨堂をおすすめできない人のタイプを紹介します。

 

1.納骨堂のデメリット5つ

たくさんのメリットがある納骨堂にもデメリットがあります。

 

その①収蔵できるお骨の数に制限がある

納骨堂は1区画に収蔵できるお骨の数に制限があります。区画の規模によって差はありますが、ロッカー式は1~4名、仏壇式は10名、自動搬送式は8名、が目安です。契約をする時には一緒の納骨堂に入る人を検討して人数にあったタイプを選ぶと思います。しかし、契約後、急に人数が増えた場合は大きなサイズの納骨堂を契約し直す必要が出てくるかもしれません。収蔵人数ではなくお骨の重さで制限(例:30kgまで)しているところもあるので、予期せぬ追加納骨に対応できるかどうか確認しておきましょう。

 

その②従来のお墓参りができない

納骨堂は屋内施設のため、お線香・ローソクなど火を使うものを禁止している場合があります。また、生花・お酒などのお供え物を置くスペースがない場合や、スペースがあったとしても衛生面の点からそのまま置いて帰ることができない場合もあります。

先祖代々のお墓の時にしていたようなお墓参りができないことに物足りなさを感じる人もいるため、将来お墓参りに来てくれる家族・親族がいる方はあらかじめ確認する必要があります。

 

その③地震・火事などの災害時、他の方のお骨と混ざる可能性がある

地震・火事などの災害時、建物が揺れたり倒壊したりすると個別に収蔵されていたお骨が混ざり合う可能性があります。残念ながら、一度混ざってしまったお骨を完璧に戻すことはできません。建物の強度(耐震設計、火災に強い材質、など)を確認すると共に、万が一、お骨が混ざってしまった時の保証があるかを確認しましょう。

 

その④建物が老朽化した際の工事費用の心配

納骨堂の建物が老朽化して建て替えをすることになった場合、その工事費用の負担をお願いされる可能性があります。建て替えや修繕工事が必要になった時は、費用負担する必要があるかを契約書などで確認しておきましょう。

 

その⑤永代供養期間が終わると合祀(ごうし)される

永代供養期間とは、お骨を個別に安置してもらえる期間のことです。この期間が終わるとお骨を骨つぼから取り出し、血縁関係がない他の人のお骨と一緒に1つの場所へ納骨します(このことを合祀と言います)。合祀後は、それまでお骨を安置していた個別スペースはなくなり、新しく契約した人のスペースになります。

ただし、個別スペースから別の場所にお骨を移すだけで合祀をせず永久に個別安置をしてくれる納骨堂もあります。納骨堂を希望している方で合祀されることだけがネックになっている場合は、個別安置を続けてくれる納骨堂を探してみる価値はあります。

 

 

2.このようなタイプの人には納骨堂をおすすめしません

永代供養付きの屋内施設であることが特徴の納骨堂ですが、その特徴を受け入れることが難しい方にはおすすめできません。

 

・太陽の光・そよ風・草木など自然を感じながら眠りたい人、死後は土に還りたい人

納骨堂は屋内施設のため、雨・風・雪など過酷な環境にさらされることがない代わりに、太陽の光・そよ風・草木など心地よい自然の環境にもさらされません。良い意味でも悪い意味でも常に快適にコントロールされた屋内に眠ることになります。

また、死後は土に還りたいと思っている人も納骨堂をおすすめできません。納骨堂は屋内施設なので土に埋葬されることはありません。

 

・従来の方法でお墓参りをしたい人、家族・親族が反対している方

納骨堂では、従来のお墓参りで行うお墓の掃除やお線香・生花・お供え物での供養ができません。その点で家族・親族が抵抗を感じる場合もあります。残される家族への負担がないようにお墓の掃除がないことをメリットと考えていても、お墓を掃除することで亡くなった人への感謝を示している・心が落ち着くと考える人もいます。

 

・墓石のお墓にこだわりがある人

納骨堂の多くはロッカー式や仏壇式、自動搬送式の墓石ではない個人スペースです。墓石式(室内墓石型)と言って室内に墓石を置いて供養できるタイプもありますが、数は多くありません。また、すでに準備されている墓石を使用したり、限られたデザインの中から選ぶタイプになってしまいます。

 

 

まとめ

今日は、納骨堂のデメリットを5つと納骨堂をおすすめできない人のタイプをご紹介しました。

どんなことでもメリットばかりでなくデメリットも知った上で判断したほうが物事はうまくいきます。納骨堂のデメリットを知ってがっかりした方もいると思いますが、裏を返せば「がっかりしたポイント=自分のこだわりポイント」です。こだわりポイントを満たすお墓を探していくと、いつかきっと満足のできるお墓に出会うことができるはずです。前向きに自分にぴったりのお墓を探してみましょう。

 

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