お墓・お葬式

生前に考えるお葬式。家族や友人のために今からできる3つの準備

生前から自分のお葬式のことを考えていると、家族に「縁起でもない」と怒られるかもしれません。しかし「こんなお葬式にしてほしい」という思いが強い人や「なるべく身内に負担を掛けたくない」と思う人は、自分のお葬式について事前(生前)に準備をしておくのがオススメです。

そこで今日は、生前に自分でしておけるお葬式の準備を3つご紹介します。いずれも今日からすぐに取りかかれることですので、終活中の人は参考にしてみてください。

 

生前に自分でしておけるお葬式の準備3選

では早速、生前に自分でしておけるお葬式の準備を3つご紹介します。

 

その1.エンディングノートに希望を記しておく

1つ目の準備は、エンディングノートに自分の希望を記しておくことです。

 

エンディングノートとは、終活で使うノートのこと。別名を“終活ノート”といいます。(エンディングノートについて詳しく知りたい人は、こちらをご覧ください。▷『終活の基本【2】エンディングノートとは?遺言との違い』)

 

もし「こんなお葬式にしてほしい」と思う理想像があるなら、エンディングノートに細かく記しておくことをオススメします。

 

記しておく内容は、

  • どんな葬儀にしてほしいのか(葬儀の種類、宗教、規模など)
  • 希望の葬儀社、プラン、葬儀を行いたい場所
  • 遺影、ひつぎ、祭壇、花、音楽などに関する希望

などです。

 

これらの希望は、なるべく細かく記しておきましょう。

 

希望どおりのお葬式をしてもらいたければ、誰が見ても分かるように書くのがポイントです。

 

例えば「規模はあまり大きくしないでほしい」とだけ書くのではなく「○○が金銭的に負担だと思わない範囲でお願いしたい」や「参列者が増えると大変だろうから家族葬にしてほしい」などと、誤解のないようハッキリと書きます。

 

曖昧な言葉を使うと、あなたの意思は間違って伝わるかもしれません。こだわりたい部分については、特に注意してくださいね。

 

また遺影のために、自分で写真を用意しておくのもよいですね。用意した写真があることをエンディングノートに書いておけば、残された家族は迷う必要がありません。

 

ただしエンディングノートを見つけてもらえないと、せっかく書いても意味がありません。そこでオススメなのが「エンディングノートを用意した」と、家族や親戚に伝えておくこと。「私に何かあったらまずここを見て」と事前に伝えておくのも、良い方法ですね。

 

エンディングノートは見つけてもらえなければ意味がないことを、くれぐれもお忘れなく。

 

 

その2.お葬式の生前予約・生前契約を済ませておく

生前にお葬式のことを細かく決めておきたいなら、生前予約や生前契約を済ませておくのも1つの方法です。

 

生前予約とは、その名の通り自分のお葬式を事前に予約しておくこと。一方、生前契約とは、お葬式の予約だけでなく契約まで済ませておくことです。エンディングノートに記しておくだけの場合とは異なり、生前予約や生前契約では細かい部分まで自分で取り決めておけます。

 

ただ生前予約や生前契約にまつわる規約は葬儀社によって異なりますので、実際に予約や契約をする前には不明な点が一切ないよう十分に説明を受けましょう。

 

また生前予約や生前契約をする際に葬儀代を預ける場合は、その葬儀社に万が一のことがあったりキャンセルしたりする場合についても確認しておくことをオススメします。中には倒産をしたせいで葬儀を執り行ってもらえず料金も返還してもらえないといったケースや、キャンセル料として多額の料金を請求されるケースがあるからです。

 

どんなに老舗の葬儀社でも、絶対に今後もつぶれないとは限りません。

 

注意しなければいけない点は、もう1つあります。それは生前契約を済ませたことを、必ず家族に伝える必要があることです。家族に何も知らせていなければ、家族は別の葬儀社を利用してしまう可能性があります。

 

このようにお葬式の生前予約や生前契約には、少なからずリスクがあるものです。実際に予約や契約をする前にはリスク を調べ、しっかりと対策しておきましょう。

 

 

その3.生前葬を執り行う

3つ目は、生前葬を執り行うことです。

 

生前葬とは、その名の通り生前に執り行うお葬式のこと。あまりポピュラーではないお葬式だからこそ「私らしい選択だ」と思う人は、少なからずいることでしょう。

 

生前葬を行うメリットとして、元気なうちにお別れできるというものがあります。

 

中には、重い病にかかったことで「元気なうちに顔を見てほしい」と思ったり「他界後にやつれた顔を見せたくない」と思ったりするかもしれません。そんなときには、ぜひ生前葬を検討してみてください。

 

忙しい生活を送っていると、会いたい人にもなかなか会えないものです。また忙しそうにしている人に「声を掛けづらい」と思う人も、少なくないでしょう。

 

生前葬なら、どんなに忙しい人でもきっと快く参加してくれます。

 

なお生前葬は、一般的なお葬式に比べると明るい雰囲気です。喪服も着ないため、まるでパーティーのような雰囲気で楽しく過ごせます。ただ葬儀社によっては生前葬に対応してもらえない可能性があるため、その点は注意が必要です。

 

また実際に他界した後は、家族が生前葬とは別で葬儀を行うと考えられます。

 

その場合の葬儀については、先ほどご紹介した2つの方法を検討してみてください。「家族葬にしてほしい」や「亡くなったことだけを連絡して葬儀には呼ばないでほしい」などの希望があれば、しっかりと家族に伝えましょう。

 

 

まとめ

今日は、生前に自分でしておけるお葬式の準備を3つご紹介しました。

 

生前にお葬式のことを考えていると、どんなに元気な人でも気が滅入りそうになるものです。しかし生前に自分のお葬式について考えるのは、あなたが家族や友人の気持ちを考えているからこそだと考えられます。

 

葬儀社によっては、専門のカウンセラーが話を聞いてくれるかもしれません。生前相談や模擬葬儀をしてくれる葬儀社もありますので、気になる葬儀社がある人は利用してみてくださいね。

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